
殺処分ゼロを実現する
ZEROJAPANプロジェクト
プロジェクトの背景
「ZEROJAPANプロジェクト」(推進団体:一般財団法人ペットの里)は、全国の保護施設や 賛同団体と協力して改善策の難しい殺処分理由に対処し、さらに譲渡の「安全で新しい仕組み」を日本全国に広める「殺処分ゼロ」への画期的な取り組みです。
令和元年には犬猫合計で32,743頭もの命が殺処分されており(出典:環境省HP)
今日も日本のどこかで、奪われる小さな命があります。
私たちはこの「殺処分」を日本全国でゼロにすべく、プロジェクトを立ち上げました。
保健所や管理センターに持ち込まれ処分される犬猫の事情はそれぞれですが、中でも「飼い主が高齢で亡くなった・病気で入院や認知症などでお世話ができなくなった」という理由で、身内から捨てられる犬猫がいます。
私たちは、この悲しく難しい問題に焦点を当てました。
高齢化社会とペットの問題は、「残されるペットの運命」だけではありません。
残されるペット・シニア・保護団体の3つの立場は、同じ不安を抱えています。
3つの立場と不安

ペットの不安
〈居場所をなくすペットたち〉
飼い主さんを失ったペット達は、幸せな暮らしから殺処分という残酷な現実に向き合わなければなりません・・・

シニアの不安
〈里親になりたいシニア〉
保護犬、保護猫を引き取りたいけど、もし将来万が一のことがあって飼えなくなったら・・・

保護団体の不安
〈積極的な譲渡をしたい保護団体〉
1頭でも多くの子を殺処分から救うには、積極的な譲渡が必要だけれど、生涯飼育ができないかもと考えると不安で譲渡できない・・・
「ZEROJAPANプロジェクト」は、この3つの不安を解消し、さらに譲渡の「安全で新しい仕組み」を日本全国に広める「殺処分ゼロ」への画期的な取り組みです。
データで見る譲渡の現状
ペットをどこから迎えたか

シェルターの種類

シニアのペット事情は?

シニアがペットを飼えない理由

ペットを飼うきっかけと効果

もしシニアが保護猫と出会ったら?


シニアと保護猫が出会う
ZEROJAPANプロジェクト
不安を「制度」と「場所」でサポート
「癒やしや生きがいのためにペットを飼いたいが、万が一のことを考えると不安でためらう」シニアのみなさん。そしてシェルターや保護団体から迎えたいと思っても、生涯飼育への不安から「シニアには譲渡不可」の場合も。
飼い主が亡くなったあとも、ペットが変わらず幸せな生涯を送るために必要なものはこの3つ。
・安全安心に暮らせる新しい場所
・終生お世話をしてくれる人
・そのために必要な資金
人間には「生命保険」がありますが、今の日本に犬猫を受取人にした保険はありません。
そこで、私たちは「飼い主に万が一のことが起こった場合にペットを引き取り、生涯飼育を可能にした仕組み」を作りました。
保険と信託を活用しペットのために資金と安心な場所を用意する「ペットの安心信託」の誕生です。
この信託を活用することで、安価な保険料で医療費を含めペットの安全・安心な生涯を保証。迷っていたシニアも安心して保護犬や猫を迎え入れることができ、保護施設も安心して譲渡が可能になります。
この仕組みをベースに、全国の元気なシニアに保護猫の里親になってもらう取り組み、ZEROJAPAN第1弾プロジェクト「元気なシニア×保護猫マッチングプロジェクト」を全国の賛同団体とともにスタートすることとなりました。
安心な譲渡の流れ
シニアと保護猫の出会い
(1)保護施設で暮らす猫ちゃんとお見合い
(2)飼育や家庭環境などについて担当者と面談

「万が一」の場合にそなえる
(3)飼い主さんが一時的に飼育できなくなった場合には?
・一時的に預けられる知人や家族がいる ➡ (引き受け確約書を提出していただきます)
・一時的に預けられる施設やペットシッターがいる
*賛同団体のご利用ができます:日本ペットシッターサービス(プロジェクト特典:10%OFF)
(4)飼い主さんに万が一の事が起こり飼えなくなった場合には?
・ペットの安心な引き受け先がある ➡ (引き受け確約書を提出していただきます)
・「ペットの安心信託」に加入する

ペットの安心信託に加入を選んだ場合
(5)専任のプランナーと検討
ペットの年齢と飼い主さんの年齢により、それぞれ保険金額・保険料が変わりますので、一番いい方法を専任のプランナーとご検討ください。

ご自宅でのトライアル〜まずは暮らしてみよう
(6)マッチングした保護猫ちゃんとご自宅へ
新しい暮らしに慣れてくれるかな?様子をしっかり観察してください。変わった様子はないかな?落ち着いて眠ってくれるかな?食欲は?

譲渡決定〜(正式譲渡)
(7)トライアル期間が終了後、ご自宅へお伺いし状況を確認させていただきます。
問題がなければ正式譲渡の手続きへ。おめでとうございます!これで保護猫ちゃんはあなたの家族に!
(譲渡時に必要な書類や実費などは各保護団体により異なりますので事前にご確認ください)

万が一のことが起こり飼えなくなったら
(8)「ペットの安心信託」にご加入の場合は、速やかにご連絡ください。
ただちに終生飼育施設である「ペットの里」からお迎えにあがり大切にお預かりします。(詳しくはこちら)

よくある質問
ペットの安心信託で、先に猫ちゃんが亡くなった場合は?
譲渡された猫ちゃんが先に亡くなった場合はいつでも受取人の変更や解約ができます。そのまま老後資金としてもOK !
「万が一」というのは具体的にどういう場合ですか?
「万が一」の定義とは、死亡、もしくは余命6ヶ月以内と宣告された場合 ・高齢などの理由で施設に入ることになった場合 ・要介護2以上 ・認知症段階6以上 ・障害2級以上 ・その他、ペットの里が引き取る必要があると判断した場合をいいます。
〈飼い主さんが亡くなった場合〉
保険金が支払われ、ペットさんは「ペットの里」で安心・安全で幸せな暮らしが生涯保証されます。
〈意識不明等 ご自宅での飼育が不可能になった場合〉
特例として存命中(保険金支払い前)でも猫ちゃんをお預かりします。
引き取ることを前提で譲渡するのですか?
いいえ。万が一に備えた「ペットの安心信託」制度の保証はありますが、お引き取りを前提にした譲渡ではありません。
いつまでも猫ちゃんと一緒にお元気で、幸せな終生飼育を!
*ご質問はお問い合わせフォームよりお気軽にご送信ください。
不安の解決

飼い主を亡くしたペット
安心して生涯を幸せに。
キミの未来はっしっかりと護られているよ、だからもう大丈夫だからね。

里親になりたいシニア
安心して里親に。
「ペットの安心信託」を活用することで、ペットの安全で幸せな生涯が保証されるため、迷っていたシニアも安心して保護犬や猫を迎え入れることができます。

譲渡したい保護団体
安心して積極的な譲渡を推進。
元気なシニアに積極的に譲渡することで、おじいちゃんやおばあちゃんが子どもや孫に伝え、世代を超えた拡がりが期待できます。
プロジェクト概要
プロジェクト名 |
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推進団体 | |
安心信託 | 〈ペットの安心信託〉 ・遂行生命保険会社・信託株式会社 |
チーム構成 | 〈譲渡推進構想〉 〈譲渡チーム構想〉 〈PRチーム構想〉 〈終生飼育チーム〉 |
賛同団体 | 〈保護団体〉 |

ZEROJAPAN
殺処分ゼロの日本へ。
譲渡の新しい仕組みを考え
そして小さな命をすべて救う
ゼロジャパンプロジェクト。
ぜひご参加ください。
わたしたちが目指すものは、早期の殺処分ゼロの実現。
ぜひこのプロジェクトにご参加いただき、まずはあなたの地域での殺処分ゼロの達成、そして日本全国の殺処分ゼロ達成へ。
共に、犬猫と人が幸せに暮らせる健全な社会、殺処分のない日本の未来を創りましょう。